パウロの手紙 · 新約聖書

コリント人への第一の手紙

パウロは、分裂した教会に、十字架につけられ、よみがえられたキリストを中心とする一致と聖さと愛を呼びかけます。

著者
使徒パウロ
年代
紀元53–55年頃
章
16
ジャンル
パウロの手紙

要約

パウロは、自ら設立したコリントの教会に手紙を書き送ります。賜物に恵まれながらも、多くの問題を抱えた教会でした。パウロは、分裂、性的不品行、信者どうしの訴訟、結婚についての問い、偶像に献げられた肉、礼拝の混乱といった問題を取り上げます。

パウロは一貫して、教会を十字架へ、キリストのからだの一致へ、そして最もすぐれた賜物である愛へと立ち返らせます。その愛は有名な「愛の章」に描かれています。手紙は、キリスト教の希望の土台である復活についての力強い弁証で締めくくられます。

アウトライン

  1. 1–4章 — 教会の分裂
  2. 5–7章 — 道徳の問題と結婚
  3. 8–10章 — 食物、自由、愛
  4. 11–14章 — 礼拝と御霊の賜物
  5. 15章 — 復活
  6. 16章 — 結びの指示

主なテーマ

一致聖さ愛御霊の賜物復活

鍵となる聖句

愛は寛容であり、親切です。愛は決してねたみません。また、決して自慢せず、高慢になりません。 決して思い上がらず、自分の利益を求めず、無礼なふるまいをしません。愛は自分のやり方を押し通そうとはしません。また、いら立たず、腹を立てません。人に恨みをいだかず、人から悪いことをされても気にとめません。 決して不正を喜ばず、いつも真理を喜びます。 愛は、どんな犠牲をはらっても誠実を尽くし、すべてを信じ、最善を期待し、すべてを耐え忍びます。

まず私は最も大切なこととして、かつて自分も知らされた、次のことを伝えました。すなわち、キリストは、聖書に記されているとおり、私たちの罪のために死なれ、 葬られたこと、そして預言者たちの語ったとおりに、三日目に復活されたことです。

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