有名な祈り
キリスト者が何世紀にもわたって祈ってきた祈り — 聖書の祈りと教会の歴史の祈り。
主の祈りから聖フランシスコの平和の祈りまで、これらの祈りは何世代にもわたり、信じる人々が神と語り合う姿を形づくってきました。それぞれの祈りの背景とともに読み、ゆっくりと祈り、そのことばを自分の祈りとしてください。
聖書の祈り
アロンの祝福(祭司の祝福)
神がアロンとその子らに、イスラエルを祝福するために授けられた言葉です。今も多くの教会が「主があなたを祝福し、あなたを守られますように」という言葉で礼拝を締めくくります。
ハンナの祈り
息子を求める祈りに神が答え、サムエルが与えられた後にハンナがささげた感謝の歌です。へりくだる者を高め、悲しみを喜びに変えてくださる神をたたえています。
マリアの賛歌(マグニフィカト)
マリアがエリサベツを訪ねたとき、救い主の母として選ばれたことを喜んで歌った賛美です。何世紀にもわたり夕べの祈りで歌われてきました。
悔い改めの祈り(詩篇51篇)
バテ・シェバとの罪の後、ダビデがあわれみを求めてささげた祈りです。「神よ、私にきよい心を造り」という言葉は、赦しを求める数えきれない人々の祈りとなってきました。
すべての信じる者のためのイエスの祈り(ヨハネ17章)
十字架の前夜、イエスは弟子たちのためだけでなく、「彼らのことばによってわたしを信じる人々」のためにも祈り、彼らが一つとなり、ご自身の栄光を見るようにと願われました。
内なる人の強さを求めるパウロの祈り(エペソ3章)
パウロは御父の前にひざまずき、信じる者たちが御霊によって内なる人を強められ、愛に根ざし、神の満ちあふれる豊かさにまで満たされるようにと祈ります。
古典的なキリスト教の祈り
聖フランシスコの平和の祈り
「平和の祈り」として世界中で知られるこの祈りは、1912年にフランスで初めて紹介され、その生涯を映すものとしてアッシジの聖フランシスコ(1182–1226)と結びつけられてきました。
聖パトリックの胸当ての祈り(キリストが私とともに)
5世紀の聖パトリックに帰される、アイルランドの古い守りの祈りです。最もよく知られたこの一節は、キリストが私たちの生活のすべてを包んでくださるように願います。
聖リチャードの祈り(日ごとに)
イングランドのチチェスター司教リチャードが臨終の床でささげたと伝えられる祈りです。結びの言葉は歌「Day by Day」のもとになりました。
聖アウグスティヌスの聖霊への祈り
聖アウグスティヌスの祈りと伝えられる短い祈りで、聖霊が私たちの思いと働きと愛をきよくしてくださるよう求めます。
知恵を求める祈り(トマス・ア・ケンピス)
聖書に次いで最も広く読まれてきたキリスト教書の一つ『キリストに倣いて』にある祈りです。神に喜ばれることを知り、愛し、尊ぶ知恵を求めます。